新聞の細かい字も老眼鏡なしで読めるようになる CK手術

ねえねえ、レーシックで老眼治療ができるって聞いたんだけど、ホント?


ああ、それはレーシックじゃなくてCKっていう老眼治療法のことだね。
手術の仕方もレーシックとは違って、メスもレーザーも使わないんだよ






切ったり削ったりしないで、どうやって治すの? 手術なんでしょ?






CKっていうのはConductive Keratoplastyの頭文字から取られた略称で、伝導式角膜形成術っていうんだ。

角膜の形を変えることで老眼を治療するんだよ。

そもそも老眼は近くのものにピントが合わなくなる老化現象だよね。

そこでCKでは、ラジオ波という高周波で角膜のコラーゲン組織の一部を収縮させて、角膜の中央部のカーブを変えるんだ。そうすることで近くを見えるようにするんだよ。

しかも手術は3分ぐらいで、痛みもほとんどないんだ


すごい! じゃあ、もう老眼鏡っていらないじゃん!

うん、角膜のカーブを変えることで、遠近両用レンズみたいな働きをさせるんだって。
ただ、角膜の中央部のカーブを変えて近くを見えやすくするってことは、
逆に言えば遠くのものは見えにくくなるってことになるんだよね



えっ? 遠くは見えなくなるの?

CKって、言ってみれば、敢えて近視の状態にするわけだからね。

元々人間の目っていうのは、遠くを見る時は角膜の中心部を使って、
近くを見る時は角膜の外側を使うっていわれてるんだ。

遠くを見るために使う角膜の中心部を、CKでは近くを見るための形に変えるから、どうしても遠くは見えにくくなるんだよ



ええー!
じゃあ、やっぱりメガネは必要なんじゃん!



いや、そうじゃなくてね。
遠くも近くも見えるように、CKは片目だけに手術するんだ。CK治療した片目で近くを見て、遠くを見る時は手術していない方の目で見るってわけ



使い分けるってこと? 目を


そういうこと。
ちなみに、世界ではもう10万人以上がCKで老眼治療をしてるんだって




10万人も!



新聞の細かい字も老眼鏡なしで読めるようになった人もいるそうだよ。

メスもレーザーも使わないから、感染症なんかのリスクが少なくて、
安全性が高いから人気なんだろうね。

ただ、老眼は進行することがあるからね。
そういうときは追加の治療が必要になるんだ。それと、手術を受けるためには年齢とか角膜の厚さとか、適応基準がいくつかあるんだ



▼CKの適応基準 (神戸クリニックの場合)
● 45歳以上であること
● 視野がせまくなっていたり、視野が欠けていたりなどの症状がないこと
● メガネなどの矯正器具を使わずに、裸眼できちんと見えること
● 角膜の中心部の厚みが570μm以下であること
● 角膜の中心から6mm付近の厚みが560μm以上であること
● 角膜の歪曲率が41.0D〜45.0D以内であること